演無 健忘症の書き散らし

虚言癖の独り言

2016-12-13から1日間の記事一覧

坂口安吾 「いづこへ」

どこまでも堕ちる。坂口安吾。硬質の私小説のリアリティをもって、どんどん引きずられていく。もはや不快な程に人間を晒していく徹底した自己内面の描写にえぐられる。 ショッキングだ。 2010年代ダークアンビエントやエクスペリメンタル、ミニマルなノイズ…